はじめに

はじめに

屋久島では、自然を守る為のルールや心構えを、「屋久島カントリーコード」として、
みなさんへ呼びかけています。


動植物を採らない

珍しい昆虫や美しい植物が、私達の子供や孫の世代にも残せるように動物や植物を採集しないで下さい。旅行中にゆっくり観察なさり、思い出話や美しい写真を撮ってお持ち帰りになられるのが1番です。


野生植物にエサをやらない

野生動物は、人間に餌を貰うことで人を恐れなくなり、人里に降りてきて田畑の作物を荒らすようになります。そうなると今度は害獣として駆除、つまり殺さなくてはならなくなってしまいます。
私達が、猿や鹿に餌をあげた瞬間に、私達はその猿や鹿の子孫を殺すことに加担しているのかもしれないのです。野生動物にはエサをあげないで下さい。


ゴミを捨てない、ゴミは持ち帰る

投げ捨てをしたアルミ缶は、500年たっても分解されず地面に転がっているそうです。
アルミ缶はきちんとリサイクルをすれば、そのアルミ缶一杯分のガソリンと同じぐらいのエネルギーを産み出すことができます。 ゴミは持ち帰り、分別して捨てましょう。


登山をするときは登山届けを出す

登山届けの提出の仕方について


キャンプは決められた場所でする

もし、毎年大勢の人が、好きな場所でキャンプを始めるとどうなるでしょうか?
ほんの少しづつのマナー違反が積み重なり、誰も加害者意識を持たないままに、自然は少しづつ少しづつ、汚れていきます。 
「ここでテントを張れたらな」と思える自然がそこにあり続けているのは、人間がその領域を侵していないからこそだ、ということに想いを馳せましょう。


決められた道を歩く

そうすることで、木の根を踏みつけてしまったり、土が流れてしまったりすることを少しでも防げます。


森の中ではたき火をしない

山火事防止とともに、木の根などを焼け焦がし、痛めてしまうことがないようにということです。


島の人々の文化や暮らしを尊重する

屋久島の素晴らしい自然を後世に残すべく努力されてきた島の方々に敬意を払いましょう。


知るはじめに 歴史 民話 年間行事 集落紹介 四季 生きもの 移住・生活 環境保護・活動団体 世界遺産