気候・天候

気候・天候


Q.屋久島のベストシーズンはいつ?

ゴールデンウィークの頃と、5月下旬から6月上旬にかけてのシャクナゲ登山の頃、7月8月の夏休みシーズンが特に人気があります。この他にも、4月の新緑が美しい頃や、11月の紅葉シーズンもお薦めのシーズンです。


Q.屋久島のそれぞれの季節の見どころは?

四季ページをご参照下さい。


Q.屋久島の気候、温度、雨量は?

四季ページをご参照下さい。


Q.雨が多いというのは本当?

本当です。平地では年間3000~4000mm、山中では10,000mmの降水があります。毎日降るわけではなく、春先と梅雨時に特に多くなります。 屋久島の12ヶ月間の月別の気候、温度、降雨量等は、四季ページをご参照下さい。


Q.梅雨入りと梅雨明けは例年いつ頃?

四季ページの梅雨・台風をご参照下さい。


Q.台風が多いのはいつ頃?

四季ページの梅雨・台風をご参照下さい。


Q.秋、冬でも海水浴はできる?

普通の水着で楽しむ海水浴ができるのは5月から9月です。その他の時期は、カヌーやダイビングであれば可能です。


Q.屋久島にも雪が降る?

降ります。例年12月から2月にかけて、山間部に数センチから数十センチ、奥山頂上付近では1m以上の雪が降ります。雪質は湿った重いタイプの雪です。雪が大量に降った場合、鹿児島県の土木課が通行規制を出し、通行止めになり、ヤクスギランドや白谷雲水峡などの標高の高い場所へは行けなくなります。通行規制などでツアーが中止になった場合はキャンセル料は全額払い戻されるのが普通ですが、念の為、冬のツアーは申し込みの段階で返金ルールをよく確認しておかれると良いでしょう。正確な積雪情報を掴むには、入山の一週間ほど前になった時点で、寒波の到来予想やその年のそれまでの積雪状況を加味して予想する必要があります。


Q.雨の日の見どころは?

屋久島には、雨が降った時だからこその見所が沢山あります。まずは、大川の滝千尋(せんぴろ)の滝。特に、大川の滝は、滝壷まで歩いてゆくことができるので、水量が増えている時に見に行くと迫力満点です。台風の後などは、忘れかけていた自然への畏怖がこみあげてくるほどの迫力です。
それから、宮之浦川の上流も、増水すると迫力があります。屋久島総合公園という場所(まだ整備中なのでわかりにくい場所にあります、宮之浦の町で人に尋ねて行ってみて下さい)の横に、宮之浦川を渡る橋があるのですが、そこから見る川の眺めもお薦めです。ダムが決壊したかのような勢いで流れる風景に呆然としてしまいます。雨が降ったら、タオルと着替えと熱いお茶を持って、島を散策してみることをおすすめします。


Q.登山経験は多少あるけど・・冬山(12月~3月)にチャレンジできるかな?

一番人気のあるコース、宮之浦岳・縄文杉縦走登山の場合でお答えします。

冬山登山は、基本的には雪山の訓練をマスターしている方のみに許される世界です。山小屋泊を含む本格的な登山のご経験のない方や、自分の力量に不安をお持ちの方がチャレンジできる領域ではありません。冬の縦走登山は、あらゆる面において夏山と違います。

【非常用品を加えた重装備の負担】
一通りの装備を詰め込むと10キロ~15キロになります。10キロ~15キロの荷物というのは、お米の5キロ入りの袋を2つか3つ持つあの!感じです。

【斜度のキツさ、歩行時間の長さ】
両手両足を使って登り降りするような急な斜面を、丸二日歩き通します。

【道を見失う危険】
吹雪に見舞われば、道もどこにあるのかわかりません。

【低体温症の危険】
雨・雪・風が引き起こす低体温症は、判断力の低下を招き、最悪の場合、死に至ります。

【日照時間の短さ】
①②③④の悪条件を抱えている上、更に与えられた歩行可能時間は夏山に比べうんと短くなります。初心者の場合、縄文杉登山、宮之浦岳登山とも日照時間の長い夏山においてでも山小屋にたどり着くのがギリギリの長丁場コースです。

【遭難しても助けてくれる人はいない】
冬山に登る人の数は極端に少ないため、もし遭難しても道ですれ違って声をかけてくれる人、助けてくれる人はいないと考えて下さい。

【登山届けを出さないと行方不明のままになるかもしれない】
登山届けを出さずに入山、最悪の条件が重なりお亡くなりになった場合、一生行方不明のままとなる事態がありえます。残されたご家族にとっても、行方不明は非常に辛いものです。

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どうか皆さん、ご自分の命や周りの家族のことを考え、くれぐれも「大丈夫かな?」という不安を抱えた状態ではご入山をなさらないで下さい。冬山は、どんな過酷な条件下でも自分自身の命を守ることができる、という、経験に裏打ちされた自信のある方のみが入山できる世界です。

安心してお楽しみ頂けるようになるのは4月~11月の間になりますので、もし登山を目的としてのご来島をご検討中でしたら、ぜひこの期間でお考えになってみて下さい。



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