船行(ふなゆき)

船行(ふなゆき)




枕状溶岩は深海底で噴き出した玄武岩質のマグマが急冷により枕状に重なりながら固まったものです。屋久島の遥か南で噴き出したものがプレートの動きに乗り少しずつ北に移動してここまで来ました。屋久島町指定の天然記念物です。

船行の国有林ではヤクタネゴヨウ増殖・復元緊急対策事業の一環として、絶滅に瀕している屋久島、種子島の固有種ヤクタネゴヨウの接木苗が植樹されました。

船行神社の境内には胸高直径1メートルほどの杉が何本もあります。屋久島の里では珍しく太く育っています。

永久保の石英斑岩は屋久島、種子島の基盤となる熊毛層群(大陸の土砂が海溝に体積して固まった地層)に亀裂が生じ、マグマが貫入して出来たもので、種子島の島間まで続いていると言われています。
写真/枕状溶岩




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