「目に青葉、山ほととぎす初鰹」 昔の人は上手い事、季節を表現しはりましたな。 ほんま5月に入って新緑がいっそう濃くなってきて、目がチカチカする程やで。 里でも山の中でも野鳥がさえずり、あとは鰹を頂くのみですわな。 これが難ずかしゅうてな〜あ、食べたい。 しかしここんとこの自然のスピードには到底ついていかれへんで。 例えばトウダイグサ科のアブラギリやけど、落葉樹でしてな、冬芽が膨らんできて、 おやっと思たら若葉が展開してきて、大雨が降った後に見ると、もう花が咲いとるがな! ほんまかいな、ほんまどす。 メチャメチャ早いスピードで、ワシが5〜6回あくびをしてるうちに白い可愛い花が咲いているんやで。 どの樹木でも草でもツル性の植物でも、皆もうダッシュしてる程に早いスピードで生長してはる。 かなんな〜、ワシついていけんがな。 「来年まで寝とれ!」ありゃ、空から天の声が、、、 ややや、つらいな〜。 しかしなんですな、この自然のスピードには「雨」と「太陽光」が不可欠みたいですわな。 先日ものごっつい大雨で、虎の毛皮がベショベショなってもええからと自然の恩恵を見に、 散歩に出かけましてん。 厚い雲で前岳が見えへん程で、 反対方向の海を見ると水蒸気が山を駆け上っているのが見えましてん。 どんどん水蒸気が雲に変わり、ガンガン雨が降ってくる。 「踊る阿呆に見る阿呆う」ちゅう歌詞がありますけど、さしずめワシは 「雨に濡れる阿呆に見る阿呆う」かいな、もうずぶ濡れもええとこでな。 もう帰ろうと思たら、いきなり厚い雲がパ〜ッと晴れて前岳が姿を見せてくれ、 うおぉおお!と感動してん。 雨が育ててくれる照葉樹の森、ええ勉強になりましたぞ。