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| ニホンジカの亜種、ヤクシカ |
ニホンザルの亜種、ヤクザル |
| photo by 大野 睦 |
今回の屋久島路は、「屋久島の生態系」です。
昔は、この島に暮らす生き物を表現する際には「ヒト2万、シカ2万、サル2万」と言って、
3種類の生き物達が皆、同じくらいの数住んでいると言われてきました。
当時本当に数えていたのか・・・?たぶん数えてはいなかったのでしょうね。
現在、島の人口は両町合わせて1万4千人ほど。
サルは少なく見積もって三千頭、シカはその倍から・・と言われていますが、
彼らの行動範囲の広さと屋久島の森の深さゆえ、本当のところはどうなんだろうか・・・と
言ったところです。
現在の屋久島では、ペットとして飼われていたタヌキが繁殖してしまっていたり、
ヒトがサルやシカに食べ物を与えてしまっていたり・・・と、
これらの関係が少しずつ変わってきているようです。 |

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| 触覚を頼りに動く座頭蜘蛛 |
擬態中のイナゴ |
| photo by 大野 睦 |
今回の屋久島路は、「昆虫達の生きる術」です。
森の中で、座頭蜘蛛を見かけました。
座頭蜘蛛は、その名からも想像される通りに、目が見えていません。
映画もののけ姫に出てくる「カオナシ」みたいな胴体と、非常に細い足を持っています。
長く伸びた2本の足の先には触覚のようなものを持ち、
それをたよりに行動することができます。
ある日の登山道では、逃げ回るように跳ねているイナゴを見かけました。
そして突然止まったかと思ったら、周りの風景にあわせて、擬態。
そーっと近づいてみたのですが、彼?も必死で動きません。
虫の音が響き渡る島の秋。
昆虫達の営みや生きる術を、あちらこちらで見かける季節です。 |

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| 小花之江河 |
湿原の中で悠々と |
| photo by 大野 睦 |
今回の屋久島路は、「湿原の中で」です。
淀川登山口から奥岳を目指す道の途中にあらわれる、小花之江河、花之江河。
登山者がこの日本最南端の高層湿原を通る際には、整備された木道の上を通ることになります。
人々が木道から逸れた場所を歩くことによって湿原が踏み荒らされたり、
登山者の靴によって運ばれる様々な植物の種が本来の森を変えてしまうことは、
けしてあってはならないこと。
木道は、ここで暮らす者とそうでない者を分ける、大切な境界線なのです。
この日は、ここに暮らすヤクシカ達の姿を見ることができました。
人で言うと太股の部分までぬかるみに浸かり、一生懸命草を食べているところです。 |

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| 長い旅の始まり |
そしてまた故郷の浜へと |
| photo by 大野 睦 |
今回の屋久島路は、「太平洋一周の旅」です。
日本で生まれたアカウミガメは、幼少期をアメリカ・カリフォルニア半島沖で過ごし、
大人になったらまた日本に戻ってきて、生まれた浜に子孫を残すと言われています。
彼らが大人になるまでには、およそ10数年の時間がかかります。
長い長い時間をかけて、太平洋一周の旅をしているのですね。
その旅の途中、大人になるまでは彼らが一体どこにいるのか、
また、どうやって生まれた浜を知ることができるのか?等々、
まだまだ多くの謎が残されています。 |